
2025年のネオクラウドの売上高、250億ドルを超える
第4四半期は90億ドルに達し、前年比223%の大幅成長を記録
ネオクラウドの売上高は「前例のないペース」で拡大しており、2025年第4四半期には90億ドルに達し、通年では250億ドルを超えたと、Synergy Research Groupが明らかにしています。
同社が発表した最新の市場予測によると、第4四半期に前年比223%増となったネオクラウド市場は、2031年までに4000億ドル規模に近づき、年平均成長率(CAGR)58%で成長が続く見通しです。
Synergyは、AI需要がハイパースケールの供給能力を上回っていることが、ネオクラウドプロバイダーの急速な拡大を招いてと述べています。
CoreWeave、Crusoe、Core Scientific、Lambda、Nebius、Nscaleが市場をリードしており、その中でもCoreWeaveは、「従来のハイパースケールクラウドプロバイダーに対する最も直接的な挑戦者として際立っている」としています。
一方で、新規参入も相次いでおり、特に収益性の課題に直面する暗号資産マイナーが、AIインフラをより収益性の高い分野と見て参入している動きが目立ちます。
Synergyは、ネオクラウドが「従来のハイパースケールプロバイダーに対する特化型の代替」として位置付けられており、「クラウドエコシステムにおけるインフラ層とプラットフォーム層の競争の境界を再形成している」と述べています。
昨年後半の調査では、依然として大きな差は存在するものの、ネオクラウドが徐々にクラウドインフラサービスの市場シェアを獲得していることが確認されています。
Synergy Research Groupの創業者兼チーフアナリストであるJeremy Dukeは、次のように述べています。
「私たちが観測しているのは、単に新しいクラウドプロバイダーのクラスが出現しているということではなく、計算アーキテクチャそのものにおける、より深い構造的再編です。従来のハイパースケールシステムは汎用的な弾力性を前提に設計されていましたが、AIワークロードはより厳格な制約を課します。特に、並列性、ローカリティ、そして計算資源の集中に関する制約が顕著です。」
「ネオクラウドは、これらの制約に対する、実質的なアーキテクチャ的応答です。AIが探索的な段階から、持続的かつ大規模な展開へと移行するにつれて、こうした根本的な違いは副次的なものではなくなり、計算システムの進化の方向性を決定づける要因となります。」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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