Azure Front Doorの設定変更によりマイクロソフトのクラウドに障害が発生
Microsoft Azureサービスが、Azure Front Door(AFD)の問題により1時間以上不具合に見舞われる事態となりました。
なお、マイクロソフトのコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)の1つであるAFDは、Microsoft Azure CDNとは別物なのでご注意ください。
この問題は、AFDを使用するマイクロソフトのサービスのみに影響し、AFDの外部顧客には影響しませんでした。しかし、これらのマイクロソフトのサービスの利用顧客は影響を受けました。
マイクロソフトは、「この影響は、AFDを使用している社内のサービスチームが最近行った設定変更が原因であると特定した」と述べています。「この変更がトリガーイベントであることが判明した時点で、弊社は設定変更のロールバックを開始し、すべての顧客への影響を完全に緩和しました」
この問題は、マイクロソフトがAzureとOfficeのクラウドサービスの一部で世界的な停止に見舞われた1週間後の出来事です。
また、Azure障害に加え、CrowdStrikeが引き起こしたWindowsシステム数百万台規模の障害からわずか2週間後のことです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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