トヨタ自動車、サプライヤーへのサイバー攻撃で工場の操業を停止

首相、ロシア関与有無の解明を約束

トヨタ自動車の主要サプライヤーがサイバー攻撃を受け、操業停止を余儀なくされました。

プラスチック部品や電子部品を供給する部品メーカー「小島プレス工業」への攻撃により、トヨタは少なくとも13,000台の自動車生産を減らすことになります。

攻撃の背後に誰がいるのかはまだ分かっていませんが、これは日本がウクライナへの侵攻を理由にロシアに対する制裁を与える国のリストに加わった後のタイミングで発生しました。

岸田文雄首相は記者団に対し、「ロシアとの関係はしっかり確認した上でなければ答えるのは難しい」と語っています。

先週は、米国の大手物流会社がサイバー攻撃を受けてダウンし、Nvidiaがハッキングされるという事件も起きました。ただし、後者の事件については南米のランサムウェアグループによるものだったのかもしれません。

今週は、衛星通信事業者のViasatが東ヨーロッパでサービスを停止しましたが、これはDDoS攻撃によるものと見られています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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