ラトビアとリトアニアを結ぶBCS East海底ケーブルが損傷

修復作業中

Arelionの、BCS East海底ケーブルが2026年1月2日に損傷しました。

Total Telecomの報道によると、スウェーデンの通信事業者は週末に損傷を確認しましたが、事故によるものか意図的な破壊行為かは、まだ不明であるとのことです。

報道によれば、損傷はラトビアのリエパーヤ(Liepāja)の陸揚げ局から数キロ離れた地点で、船舶がケーブルの上を通過したことによって発生したようです。その船は当初、非稼働のケーブルの上を航行していましたが、その後進路を変え、BCS Eastケーブルに向かったとされています。

ラトビア警察は調査を開始しており、オーナーのArelionの危機管理センター責任者であるArvis Zileは、「現時点で原因を推測することはできない」と述べています。

同氏は「分析とデジタル測定を実施した結果、現時点でいかなる可能性も排除していない」と述べました。

現在修復作業が進行中であり、Arelionは1~2週間以内の完了を見込んでいます。

一方、問題の船舶はリエパーヤに停泊しており、日曜日の夕方に警察とラトビア沿岸警備隊によって乗船検査が行われました。Total Telecomによると、船舶は拘留されておらず、乗組員は協力しているとのことです。

これはArelionが経験した初めての海底ケーブル問題ではありません。2024年11月には、スウェーデンとリトアニアを結ぶBCS East-West Interlinkケーブルが切断されました。同時に、C-Lion1(フィンランド/ヘルシンキードイツ/ロストック間)も損傷し、両ケーブルとも中国のばら積み貨物船によって損傷したと考えられています。

2025年1月に、バルト海でラトビアとスウェーデンを結ぶ海底ケーブルが損傷し、今月初めには、フィンランド警察が、エストニアのタリンとヘルシンキを結ぶ、Elisa所有の海底ケーブルを損傷した疑いで乗組員を拘束したことを明らかにしました。

2025年、NATOはバルト海における海底エネルギーおよび情報通信ケーブルへの攻撃を防ぐため、「Baltic Sentry」プログラムを開始しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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