ジョージタウン大学のデータセンターで火災発生、キャンパスが機能停止に陥る
学生カレンダーに丸一日穴があく
米国メリーランド州ジョージタウン大学のローレルデータセンターで今週発生した電気系統の火災によって、キャンパス中のサービスが停止になりました。
学生新聞The Hoyaは、この火災によって、メインおよびバックアップ用の電源システムに障害が起きて、大学キャンパスは完全にシャットダウンしたと報じています。
火災の正確な原因については未だ判明していませんが、ほとんどのサービスはすでに復旧しました。
大学が機能停止に
ローレルデータセンターは同大学のメインデータセンターで、施設は学外にあります。火災は水曜日の午後1時過ぎに電気室で発生し、SaxaNetやBlackboardといった学習サービスがダウンし、キャンパスWi-Fiも利用できなくなりました。
「昨日午後、UIS – University Information Services – は施設のシステムの損害について調査を開始し、より早期にサービスを復旧させるため、夜通し精力的に作業しました」と木曜日発行の大学報告書で公表しました。
「予備電源とシステムがこの火災で損害を受けており、サービスの完全復旧には、まだ数日作業が続く見込みです」
「水曜日には復旧しているサービスもある一方で、修復作業が続く間、断続的にサービスが停止するものもあるかも知れません」
IT部門のVP兼ジョージタウン大学の最高情報責任者であるJ.ニコルソン氏によると、大半のサービスは木曜日の午前10時には復旧したようです。この事故による長期的な影響は、発生しない見込み、と付け加えました。
大学はもともと、メインデータセンターをヴァージニア州のアッシュフォードの広いサイトに移す計画でしたが、この移転は計画通り進めるようです。管理ホスティングサービスの一部もAWSに移管される予定です。
– Data Center Dynamics
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