漁船と貨物船により台湾海底ケーブル2本が切断
台湾を結ぶ海底ケーブルの切断2件は漁船が原因とされています。
台湾の 国家通訊伝播委員会 (NCC)によると、台湾本島と台湾領の馬祖列島を結ぶ台湾-馬祖2号(Taiwan-Matsu No. 2 )ケーブルが、中国の漁船によって切断されたといいます。
また Taiwan-Matsu No. 3 海底ケーブルは、正体不明の貨物船によって切断されました。
ケーブルの切断により、36の島と小島からなる群島全域で接続の問題が発生しています。
ケーブルは現在海底に設置されているだけで、誤ったアンカーによる損傷の危険性があります。またケーブルは過去5年間で20回以上断線しています。
今回、新たに2本のケーブルが計画され、深さ約1.5mに埋設される予定です。中華電信は、デジタル部門にマイクロ波の周波数を申請し、島をつなぐ手助けをする予定です。
台湾と中国の間には一貫した緊張関係があり、緊張が高まっているため、大陸が侵略の一環として台湾との接続を切断することが懸念されています。
NCCのWeng Baizong副会長は、この2つのケースについて、中国の意図的な関与の「さらなる証拠はない」と述べています。
今回の切断は、ベトナムに接続する4本のケーブルが損傷し、同国のサービスに影響が出た1カ月後に行われました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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