あつ森でデータセンターを学ぶ2【特集】
外部設備
トラックヤード
トラックヤードとは、トラックで運ばれた荷物の積み下ろしなどを行うエリアのことです。搬出入口とも呼ばれます。データセンターの設備や機器は大型のものが多いため、4tトラックまで収容できるスペースを設けているサイトが多いようです。また雨天時にでも安全に精密機器を搬入できるよう、データセンターのトラックヤードは屋根付きである事が求められます。
再生可能エネルギー
再生可能エネルギー(Renewable Energy)とは石油や石炭、天然ガスなどの化石エネルギーとは違い、枯渇する心配がない太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。
世界的に地球温暖化への対策が急がれる中、近年では、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーを積極的に導入するデータセンター事業者が増えています。
また、データセンター事業者の中にも、再生可能エネルギーを動力源として確保することで省エネ対策をアピールし、企業を魅了しようという試みも増えています。今後も、単なるコストや性能だけではなく、環境を考慮した企業運営を行っているかという点を重視する企業が増えていくと考えられており、取り組みは広まっていくとみられています。
衛星地上局
近年、既に一部ではサービスは始まっていますが、将来の衛星インターネット、衛星ブロードバンドインフラの本格サービス化に向けて、各大手企業は衛星の打ち上げを進めています。
衛星インターネットにもいくつか種類がありますが、Amazon、Starlink、Oneweb、SpaceXなどが進めているのは、数100から数1000基以上の低地球軌道(LEO)衛星を打ち上げ、「衛星コンステレーション」というものを構成し、地球全土をカバーしようとするものです。
衛星インターネットのメリットは何といっても場所を選ばずにインターネット接続を提供できる事であり、従来費用対効果が見込めずインターネット回線を引くことが出来なかったへき地や山間部でもインターネットを利用できるようになることです。
各社は衛星を打ち上げるのと同時に衛星地上局の建設も進めています。
最後に
いかがでしたでしょうか?今回は筆者が詳しくない領域(3ページ目の設備系)について同僚(茂木氏←感謝!)のご協力いただきながらの執筆となりましたが、データセンター設備やデータセンターににまつわる様々なテクノロジーについて、初心者の方々にもなるべくわかりやすくまとめたつもりです。(業界の方々には少し物足りないかもしれませんが)
そして、当記事をきっかけにデータセンター業界に興味を持っていただける方が一人でも増えれば大変うれしく思います!
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