Africa Data CentresとDPA SAが南アフリカでソーラーファーム着工
Africa Data Centresと Distributed Power Africa Southern Africa(DPA SA)が、南アフリカで太陽光発電所を着工しました。フリーステート州に位置するこの太陽光発電所は、第1フェーズではケープタウンにあるAfrica Data CentresのキャリアニュートラルCPT1に、第2フェーズではヨハネスブルグにあるJHB1とJHB2に再生可能エネルギーを供給することを目的としています。
Africa Data Centresは Cassava Technologiesのグループ会社です。同社はプレスリリースの中で、今回の発表は、フランスの電力会社EDFとDistributed Power Africaの合弁会社であるDPA SAが2023年3月に締結した20年間の電力購入契約(PPA)の重要な要素を形成するものであると述べています。
Cassava Technologies社長兼グループCEOのHardy Pemhiwaは「これは、より様々な業界が革新的で環境に優しい実践へと転換していく流れに沿ったものです。太陽光発電の戦略的利用は、エネルギー問題や環境維持のためのソリューションの開拓における技術の役割を示します」と説明しています。
Africa Data CentresのTesh Durvasula最高経営責任者(CEO)は、以下のように述べました。「再生可能エネルギーの調達、そして効率化戦略への取り組みにより、データセンターの効果的な運用について国際的に認められているISO50001認証をわが社は取得しました。」
「世界中のデータセンターが、系統電力や再生可能エネルギーへの依存度について厳しい監視の目を向けられていますが、アフリカも例外ではありません。Africa Data Centresは、再生可能エネルギーを発電し、地域の送電網への負担を軽減するなどして、この問題に積極的に取り組んでいます。当社の持続可能性の目標は、すべての施設でネット・ゼロ・ステータスを達成することであり、このプロジェクトはその目標達成に向けた重要な一歩となります。」
DPA SAのNawfal El Fadil最高経営責任者(CEO)は、「ケープタウンにある同社のデータセンターにサービスを提供するため、フリーステイト州に太陽光発電所を設立したのを皮切りに、カーボンニュートラルを達成するというAfrica Data Centresの使命に貢献できることを嬉しく光栄に思います」と話しました。
W.Media ( Deborah Grey 記者)より抄訳・転載
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