Facebook、バージニア州で160MWのソーラーPPAを締結

DESRI社および社と電力購入契約を締結

Facebook はバージニア州にあるデータセンターの電力を再生可能エネルギーで賄うため、160MWの電力購入契約を締結しました。

D. D. E. Shaw Renewable Investments(DESRI)は今週FacebookがTorch Clean Energy社が開発したバージニア州のチェスター・ソーラー・プロジェクトに投資する契約を結んだことを発表しました。

このソーラー施設は、近隣の東部ヘンライコ郡にある ヘンライコ ・データセンターを含む、この地域にある Facebook のデータセンターをサポートします。

DESRIのチーフ・ディベロップメント・オフィサーの Hy Martin は、「DESRIチームは、Facebookとの強力な関係を継続できることを喜ばしく思います。」と述べています。

DESRIは米国で再生可能エネルギー資産の開発・運営を行っており、現在開発中のプロジェクトのポートフォリオには、50以上の太陽光発電・風力発電プロジェクトが含まれ、その総容量は6GWを超えています。DESRIとFacebookはこれまでにユタ州で合計155MWacの太陽光発電プロジェクトのPPAを締結しています。

Facebook の再生可能エネルギー部門の責任者であるUrvi Parekhは、「DESRIと再び提携し、新たな太陽光エネルギーを供給できることを嬉しく思います。このプロジェクトは、100%再生可能エネルギーで当社のグローバルな事業をサポートし、バージニア州に新たな投資と雇用をもたらすものです」と述べています。

Torch Clean Energy社は再生可能エネルギーと蓄電池の開発会社で、米国内で1,500MW以上の太陽光発電プロジェクトを開発中です。

Torch社の Jon Kilberg 社長は、「当社はDESRI社との強力なパートナーシップを継続し、チェスターの継続的な開発を通じて、Facebookの再生可能エネルギー目標をサポートできることを誇りに思います」と述べています。「このプロジェクトは、バージニア州における重要な経済投資であり、同州で生産されるカーボンフリーの太陽エネルギーの量を大幅に増加させるものです。」

Facebook は以前、バージニア州にある80MWのアルタビスタ太陽光発電所について、Apex Clean Energy社と61.6MWの太陽光発電PPAを締結しています。

2020年の時点で Facebook は自社の事業を100%再生可能エネルギーで支えており、同社はネットゼロ・エミッションを達成しているといいます。同社は18の州と5つの国で6GW以上の風力・太陽光発電の契約を結んでおり、63以上のプロジェクトすべてが、サポートするデータセンターと同じ電力網に位置していると言います。

CEOのマーク・ザッカーバーグは自身のサイトに掲載された記事の中で、こう述べています。「当社は、事業活動においてネットゼロ・エミッションを達成し、世界最大級の再生可能エネルギーの購入者となりました。その結果、世界各地の63の風力・太陽光発電プロジェクトに80億ドルを投資し、数万人の雇用を創出しています。この目標達成に貢献したチームとパートナーに感謝します!」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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