Digital Realty、豪シドニー西部の250MW施設用地を取得

Digital Realtyが、オーストラリア、シドニー西部で合計162,000平方メートル（1,743,753平方フィート）となる2か所のデータセンター建設用地を取得しました。

2か所の用地の場所は、アースキンパークとホースリーパークに位置します。施設の完成時には、これらの区画で最大250MW規模のIT容量の提供が予定されています。

デジタルシドニー

Digital Realty（以下Digital）のCEO、A.William Stein氏は、次のように述べています。「シドニーは、 アジア太平洋地域の経済中心地としての位置づけを通じて、 常に新たなデータ主導テクノロジーの開発や適応における主要なハブ拠点であった。 今回の用地取得は、PlatformDigitalのグローバルロードマップにおける重要なマイルストーンを意味し、このデータエクスチェンジ・センターを通じて、地元や多国籍企業顧客に対しサービス提供を行う弊社の機能を強化していく」

Digital Realty APACのポートフォリオ管理部門バイスプレジデントのMatt Berzak氏は、次のように述べています。「オーストラリアでの拡大は刺激的な開発であり、テクノロジーセクターにおけるDigital Realtyの能力を更に示し、そして投資家や企業のデジタル化需要の高まりに応えていく。パンデミックが世界中でより多くのビジネスのオンライン化を推進する中、PlatformDIGITALの開発は、デジタルトランスフォーメーションを通じて顧客のビジネスをサポートするために不可欠である」

Digitalは、ホースリーパークの20エーカー区画に対し、10月に約6,100万ドルを支払いました。ただ、2棟の既存運用施設を持つアースキンパークの20エーカー区画に対する支払いについては不明です。 2011年にアースキンパークの9エーカー区画を1,070万ドルで取得し、 Digitalはオーストラリア市場に参入しました。同社は現在、オーストラリア全土で5棟の施設を所有し運営を行っています。尚、シドニーとメルボルンでは合計約50MWの規模となります。

Digitalは、APAC地域でほかにもいくつかのデータセンタープロジェクトを進めています。7月には、香港で2棟目のデータセンター建設を開始し、 6月には韓国のソウル施設の建設を開始しました。

Data Center Dynamics

原文はこちら