3Sがポーランドのグダニスクに新データセンター開設

ポーランドの通信事業者Grupa S3は、グダニスクに新しいデータセンターを開設しました。

同社は先週、7番目となる新施設の開設を発表しました。所在地はul. Nowy Świat 40に位置し、1.2MWのこの施設は500平方メートル以上の面積を持ち、最大180ラックの容量を提供します。

3Sグループ会社の経営委員会メンバーであるMonika Ros-Gruszczykは、「グダニスクの施設は、当社のデータセンターの地図上で重要なポイントです」と述べています。「ポメラニア地方を含む3都市は、経済的に大きな可能性を秘めていると考えています。数カ月前からここで独自の構造を開発し、光ファイバーネットワークを構築しています。サーバールームはこの地域における当社のミッシングリンクでした。当社のITリソースは地域のビジネスの発展を支えることができると確信しています。」

2011年に設立され、P4/Playが所有する3Sは、カトヴィツェ(x3)、ワルシャワ、クラクフ、ビトムに6つのデータセンターを持っています。昨年、同社はワルシャワ、グダニスク、ヴロツワフの施設を買収・拡張する予定であると発表しました。また、カトヴィツェ・キャンパスでも来年稼動予定の施設を開発中です。

「トライシティの地図に、また1社、近代的なテクノロジー企業が登場した。3Sグループがトライシティーにデータセンターを建設するという決定は、地元IT企業の発展のための条件を改善し、この分野の企業がポメラニアに拠点を置くためのさらなるインセンティブとなるでしょう」と、ポメラニア行政府のMieczysław Struk長官は述べています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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