不動産大手ヒューリックが日本橋に新データセンター

ヒューリックは日本橋の古いオフィスビルを取り壊し、新しいデータセンターを建設する再開発プロジェクトに着手しました。

同社が開発する最初のデータセンターとなります。ヒューリックは国内のデータセンター市場について、今後年率5%以上の成長が見込まれると予測しています。高速大容量のデータ通信の需要が高まる中、都心部でのデータセンターのニーズが高まっています。

既存の小舟町記念会館ビルは1982年に建設された8階建てのビルです。オフィステナントは3月末までに全面退去し、その後解体工事が行われました。新ビルは同じく地下1階、地上8階建てで完成は2025年の予定です。

DCへの投資が活発化

日本では、データセンターと関連する投資が大幅に増加しています。1週間前には、アジア太平洋および日本のハイパースケールデータセンタープロバイダーAirTrunkが、日本のプレゼンスを強化するための継続的な取り組みとして、西東京に110MW以上のハイパースケールデータセンターを新たに建設する予定であることが発表されました。

GLPは2月に(日本のデータセンター)市場に参入するための実質的な計画を発表しています。GLPは、物流、データインフラ、再生可能エネルギー、および関連技術における世界有数の投資運用会社であり、事業構築も行っています。

同社は900MWの電力容量を提供することを目標に掲げており、これにより同社は国内有数のデータセンター事業者になるといいます。

W.Media (Venkatesh Ganesh)より抄訳・転載

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