AtNorth がデンマークに30MWのデータセンターを計画
コペンハーゲン市場に進出
AtNorth はデンマークに進出し、コペンハーゲン郊外に新しいデータセンターキャンパスを開設します。
同社は今週、コペンハーゲン郊外のバレラップ(Ballerup)に新キャンパス(通称DEN01)を建設する計画を発表しました。
第1フェーズは12ヶ月の建設期間を経て、2024年第4四半期に稼動する予定です。同社にとって通算9番目のデータセンターとなります。
「AtNorthのデータセンターの立地は、拡張性とエネルギー効率に対する当社の厳しい要件を満たすよう、非常に慎重に選定されています」と、AtNorthのCEO、Eyjólfur Magnús Kristinsson氏は述べています。
「デンマークのデータセンター市場に投資し、高性能のデジタルインフラに対する需要が継続的に高まっている今、デンマークに当社の施設を拡大できることを嬉しく思います」
同社によると、この施設はTier III品質で、ISO27001とISO14001に準拠します。 AtNorth によると、この施設は廃棄物・エネルギー会社Vestforbraendingの地域暖房ネットワークの近くに位置し、データセンターからの廃熱を利用することができます。
「私たちは、データセンターのような組織からの廃熱を利用し、地域暖房ネットワークに統合するために、意図的かつ継続的に取り組んでいます。私たちはこのプロジェクトに参加できることをうれしく思っています。また、 AtNorth と協力して、新しい施設から出る廃熱を効率的に利用し、地元の住宅を暖めることを楽しみにしています」 。
AtNorth は、コロケーションとハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を専門とする北欧全域のデータセンタープロバイダーです。同社は現在、スウェーデン、アイスランド、フィンランドに6つのデータセンターを持ち、フィンランドにも現在建設中のサイトがあります。同社は最近、スウェーデンのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)サービスプロバイダーであるGomputeを買収し、ヨーテボリにある容量10MWのデータセンターを引き継ぎました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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