ESR、香港の冷蔵倉庫をデータセンターに転用する計画を提出

Brilliant Cold Storage Tower 2 が15階建て40MWのデータセンターに

物流不動産企業のESR Cayman Limitedは、香港の冷蔵倉庫を40MW規模のデータセンターに改造する計画を提出しました。

提出された計画書類を引用して地元報道機関が報じたところによると、同社は新界( New Territories )葵涌( Kwai Chung )11-19 Wing Yip StreetにあるBrilliant Cold Storage Tower 2をデータセンターに転用する申請を行ったとのことです。

この ブラウンフィールド サイトは、3,214平方メートルの敷地に建つ15階建てのビルです。今回の開発では、7フロア分のデータホールが設置され、残りのフロアには、オフィス、E&M、発電機、冷却、水処理などのスペースが設置されます。今回の改修においては、1階と2階に約2,450平方メートルのスペースが追加され、総床面積は約32,700平方メートルとなります。

ESRは5月にこのビルを取得し、これを40MW規模のデータセンターに転換する計画であると述べていました。ESRは、地元の実力者であった故Tang Shing Bor氏の遺族からこの施設を2億3,080万ドルで購入したと言われています。

ESRは香港に本社を置いていますが、今回の買収は香港では初の買収案件となります。

ESRの共同設立者であり共同CEOでもあるジェフリー・シェンとスチュアート・ギブソン両氏は、「今回の買収は、香港初であり、当社のデータセンターフランチャイズをさらに確立するもので、ESRにとって重要な戦略的行動である」と当時語っていました。

ウォーバーグ・ピンカスなどの投資家の支援を受けている同グループは、地域全体でデータセンター・エコシステムを構築する計画を立てており、4月には日本でデータセンターを取得し、3つの施設からなるキャンパスに発展させる予定を立てています。更に、長崎県のリゾート施設運営権の入札の一環として、データセンターの建設を提案しています。

今月初め、ESRの株主は、52億ドルを投じたARA Asset Management社の買収を承認しました。ARA社は、子会社のLOGOSグループを通じてデータセンターを展開しており、最近ではPure Data Centres社と提携してインドネシアに20MW施設の建設を進めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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