テスラ、「初の試み」のデータセンター建設を示唆

テスラが「初の試みとしてデータセンターを開発中」と公式サイトに掲載しました。

Electrekが注目したこの求人広告は、テキサス州オースティンを拠点とするデータセンター担当シニア・エンジニアリング・プログラム・マネージャーの募集で す。テスラ・データセンターのコンセプトから立ち上げまで、設計とエンジニアリングを全面的にリードする必要があります。

テスラは6月、NTTグローバルデータセンターの施設の1つを使い始めていましたが、この施設は以前、Twitter社がリース満了後にサクラメントで使用していたものです。

テスラは、自社の電気自動車が自動運転機能を含む膨大な量のデータを管理するために、自社のデータセンターを所有する可能性があります。また、テスラが自社でデータセンターを保有し、外部のソリューションへの依存度を下げることは、テスラのデータセキュリティとプライバシーを守るための重要な動機になると考えられています。

データセンター業界は継続的に成長しているため、テスラの市場参入は業界の発展を意味する可能性があります。

データセンター業界では最近、世界のエッジデータセンター市場の大幅な成長が予測されています。2023年から2031年までの年間平均成長率(CAGR)は22%と予測されており、大幅な拡大が見込まれています。この急成長の背景には、低遅延のデータ処理とストレージソリューションに対するニーズの高まりが考えられます。

エッジデータセンターはエンドユーザーに近い場所に設置されるため、データ処理が高速化し、ネットワークの混雑が緩和さ れます。アジア太平洋地域、特に中国、日本、インドでは、人口の増加、スマートフォンの利用率の上昇傾向、スマートシティの推進などが、エッジデータセンターの需要を促進する主な要因となっています。

W.Media ( Shenton Gomez 記者)より抄訳・転載

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