Googleは700億円をデンマークのデータセンター建設に投資
Googleは、デンマークのフレデリシアに、45億デンマーククローン(約700億円)の投資をし、データセンターを建設する計画です。
同社は、2017年6月に73.2ヘクタール(73万㎡)の土地を986万ドル(約10億円)で買収しましたが、当時は、データセンターを建設するかどうかはまだ決めている最中だと述べていました。さらに数ヵ月後、Googleはデンマークで131エーカー(53万㎡)の土地を購入していました。
今月のロンドンのDCDイベントで、Googleのデータセンター担当副社長であるJoe Kava氏は、同社のアプローチについて説明しました。
「たいていの場合、Googleではある地域にデータセンターを建設する場合は、複数のサイトを候補地として検討します。そして、それらのうちの1つまたは2つが最終的な選択肢として選ばれます。」
グリーンGoogle
Googleのデンマークでのデータセンタービジネスは、2021年にオープンするとされており、開設後には150〜200人のデータセンタースタッフが、開設前の建設においては年間で1450人の雇用が期待されています。
Google社はまた、デンマークで積極的に新しいグリーンエネルギーにも投資していくと述べました。陸上および海上の風力エネルギー、太陽エネルギーのプロジェクトをいくつか検討していると述べましたが、具体的な名前については言及しませんでした。
Googleは2017年に、ノルウェーの風力発電所と12年間の大型契約を結びました。今年に入ってからは、フィンランドの3つの新しい風力発電所と協力して、ヨーロッパのデータセンター運営を強化しました。
Kava氏はDCDに、「Googleの価値は、全世界において、同社で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーによって補うことにあります。」と語りました。
– Data Center Dynamics
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