TELEHOUSE、パリ郊外で18MWのデータセンターを着工

TELEHOUSEがパリ郊外の新しいデータセンターの建設に着手しました。

同社は今週、フランスのTH3 Paris Magnyキャンパスで2棟目のデータセンターの建設工事を開始したことを発表しました。

EADSの旧軍事施設に位置する新施設Magny 2は、12,000平方メートル(129,150平方フィート)のITフロアスペースを提供し、5棟合わせて18MWの容量を提供します。施設は2023年10月のオープンが予定されています。

TELEHOUSEヨーロッパの副社長である高室貴代氏は、次のように述べています。「今回の進出は、当社の継続的な欧州成長戦略における重要なステップであり、英国をはじめ世界各地でコロケーションをご利用いただいているお客様にとって付加価値の高いものとなります。パリでの拡張は、グローバル接続のパズルにおける重要なピースであり、他の拠点から提供するサービスを強化し、低遅延グローバル接続、広帯域、低ジッターなどの長期的なメリットを提供します」

TELEHOUSEは、今回の開設は10億ユーロ(9億8800万ドル)の5カ年投資計画の一部であり、そのうち5000万ユーロ(4940万ドル)をパリの新施設開設に割り当てたと発表しています。

1988年に設立され、日本の通信事業者KDDIが所有するTELEHOUSEは、米国、英国、フランス、ドイツ、中国、シンガポール、ベトナム、そして日本を含む世界15都市で事業を展開しています。

2022年、TELEHOUSEはロンドンのドックランズに新たにデータセンターを開設し、タイのバンコクに施設を建設する計画を発表しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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