Scala Data Centers、モジュール式プレハブDCの提供を開始

Scala Data Centersは、同社のハイパースケールデータセンターのそばに、新たなプレハブモジュラーデータセンターの提供を開始しました。

同社は今月、プレハブ式で運搬可能なモジュール式コンポーネントに基づく独自の設計・建設手法、FastDeployの提供を開始すると発表しました。

Scalaは、この新サービスにより、 データセンター を最大50%高速に構築できるようになると述べています。初期容量は2MWから、ブロックあたり60ラックで構成されるMiniPODを追加実装することで拡張できます。このポッドは、1ラックあたり20KWを超える容量を持つことができます。

このモジュラー構造体は、ブラジルのModular Data Centersが今年立ち上げた工場で製造しています。このメーカーは、既製品として、負荷テスト、試運転を済ませたTIA-942 の認証を受けたモジュラーコンポーネントを納入します。

FastDeployソリューションが最初に導入される市場は、ブラジルのリオデジャネイロとポルトアレグレで、同社はすでに、初期容量がそれぞれ10.8MWと7.2MWのリージョナルデータセンター2棟の建設を開始したところです。FastDeployデータセンターは、2023年第1四半期に運用開始の予定です。

リオデジャネイロでは、グローバル・クラウドプロバイダーの需要に応えるため、70,000平方メートルのキャンパス内に新設し、合計で70MWまでの拡張が計画されています。更に今後、大きな施設が2棟計画されています。

ポルト・アレグレでは、大手コンテンツ・プロバイダーを中心としたシングル・テナント向けに、10月初旬の正式稼動が開始される予定です。

ScalaのCEOであるMarcos Peigo氏は、「FastDeployの導入により、ハイパースケール顧客は、先駆者としてのあらゆるメリットを享受しながら、新しい地域市場や戦略的市場を記録的な早さで開拓し、需要の増加に応じて事業を拡大することができるだろう」と説明します。彼はまた次のようにも述べています。「FastDeployのキャパシティ・ブロックは独立しており、オンデマンドで追加できるため、このアプローチによりより高い需要に対してスムーズに成長しながら長期契約を結ぶことができる。また、当社のシングルテナント開発で既に提供されていた、大容量施設に存在する個別カスタマイズ機能を失うことなく、シェアビルの導入も可能となる」

同社は、この新しいソリューションを同社のキャンパス全体に展開することで、建設期間を大幅に短縮し、2023年までに15の新拠点への拡張が可能になるだろうと述べています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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