AIRTRUNK、東京で2つめのハイパースケールデータセンターを開設

【2022年5月16日、シドニー発】 アジア太平洋地域と日本でのハイパースケールデータセンタースペシャリストであるAirTrunkは、日本事業を拡大し、110メガワット超のハイパースケールデータセンター、AirTrunk TOK2(以下、TOK2)を東京圏西部に新設することを発表しました。

TOK2は、AirTrunkで8番目のデータセンターとなります。AirTrunkはアジア太平洋地域で急速に事業を成長させており、これまでにオーストラリアでSYD1、SYD2、SYD3、MEL1を、シンガポールでSGP1を、香港でHKG1を、日本でTOK1を開設しています。これにTOK2が加わることで、運営するプラットフォームの合計容量は1.2ギガワットを超えます。

TOK2は東京圏西部という戦略的な立地で、主に東京西部エリアのクラウドサービスを担います。6か月前には東京圏東部のデータセンターとしてTOK1が開設されており、東京エリアのお客様に、AirTrunkハイパースケールデータセンターのサービスを東西で提供します。

AirTrunk創業者であり、最高経営責任者ロビン・クーダ氏のコメント:「日本ではデジタル化が広範にわたって進んでおり、クラウド化への力強い勢いがみられます。日本のパブリッククラウドサービス市場は、2025年までの期間で19.5パーセントの年間成長率が見込まれています*。テクノロジー業界の日本企業、そしてグローバル企業は、東京を主要成長市場とみています。

東京圏西部にTOK2ハイパースケールデータセンターを新設することで、AirTrunkの日本国内のキャパシティーは、東京圏東部のTOK1と合わせて410メガワットを超えます。東京エリアで、これまでにない規模でお客様の事業拡大や成長を支えてまいります。TOK2も、AirTrunkの特長であるスピード、規模、信頼性、効率性を備えたデータセンターとなります。」

4.6ヘクタールの敷地内には高圧変電設備を備え、キャンパスでは柔軟で革新的な設計を駆使してお客様のニーズを満たしつつ、使用容量を最適化します。 AirTrunkが誇る高レベルの効率性、持続性を備えたTOK2の電力使用は、業界でも最小レベルの1.15 PUEです。省エネルギー効果の大きいフリークーリングシステムを活用します。

AirTrunk日本代表、松下典弘氏のコメント:「AirTrunkは、数千億円もの投資をして日本政府のデジタル庁が推進するデジタル化を支援し、日本のコロナ後の復興に貢献します。また、データセンターの設計・開発そして運用により国内で数千という雇用を生み出します。

当社のデータセンタープラットフォームは今後の成長が大いに期待されております。AirTrunk日本のメンバーとして、それを支えるチームの拡充を図ってまいります。東京、渋谷にある日本本社の最先端オフィスも、業界トップクラスのデータセンターも、多様性、柔軟性のある職場であり、学びと能力開発の機会を数多く提供しています。AirTrunkスタッフは日本とその先の世界におけるデジタルの未来をスケールアップし、持続させていく役割を担っていきます。」

TOK1と同様、TOK2の開発においても、大和ハウス工業株式会社と協業します。

W.Media (Vincent Liew)より抄訳・転載


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