NTT GDC、新たにデータセンター9拠点を開設へ

南アフリカ、米国、スペインでの建設を約束

NTTコミュニケーションズの子会社であるNTT Global Data Centers(NTT GDC)は、2021年下期までに9拠点のデータセンターを開設すると発表しました。

今四半期には、ムンバイ、ロンドン、東京、ヒルズボロ(米国オレゴン州)、アッシュバーン(米国バージニア州)にてローンチされます。

第4四半期には、ミュンヘン(ドイツ)サイバージャヤ(マレーシア)、そして翌年の前半にシカゴ(米国イリノイ州)とジャカルタ(インドネシア)が予定されています。全ての施設を合わせると400MWの容量が追加されます。

大規模拡張

同社は更に、ヨハネスブルグ、フェニックス、シリコンバレー、マドリードの施設も計画し、そしてムンバイ、ロンドン、ウィーン、チューリッヒ、ベルリン、フランクフルトサイトの拡張も予定しています。

NTTは、子会社(RagingWire、e-shelter、DPA、Gyron、Nexcenter、NetMagicを含む)のブランド再構築を行い、2019年にNTT Global Data Centersを設立しました。これまでは、独自の事業をゼロから構築するのではなく、事業者の買収を中心に進めてきました。

NTT Global Data Centersの松尾 隆一氏は、 次のように述べています。「弊社が持つ建設に関する深い専門知識と強力な資本を活かして、データセンター施設のラインナップを更に拡大していく。信頼性、堅牢なクラウドサービス、クラウドコミュニケーション、デジタルエンターテインメント、そして人工知能などの新たなテクノロジーに対する需要が高まる中、このパンデミックの最中にグローバルフットプリントを拡大し、顧客をサポートしていく」

Data Center Dynamics

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