True IDCがタイのバンコク・キャンパスの拡張工事を開始
タイのデータセンター企業True IDCが、バンコクのTrue IDC-East Bangna施設の拡張を進めています。
同社は先週、全4棟で計画されているうちの2棟目の起工式を行いました。全ての開発完了すると、キャンパスは合計で15メガワットの規模になります。
2019年には第1期工事が完了し、2022年には第2期のサービスが開始される予定です。新施設は、1ラックあたり最大12kWが供給され、一部は先行リースされていると報じられています。
同社は、完成までの当キャンパスへの投資額は30億バーツ(9,150万ドル)になるだろうと述べています。
True IDCのGMであるTheerapun Charoensakは次のように述べています。「タイは高成長市場に分類されている…。これはデジタル時代に徐々に成長していく他の事業を支え、構築していく基盤となるよう、事業を推進していく良い機会だと思っている」
「市場でナンバーワンの地位を維持するために、卓越した事業運営を維持し、技術とイノベーションの能力を高め、顧客サービスを向上させ、新たなパートナーと手を組み、顧客のニーズに応えるソリューションを開発していく」
タイのコングロマリットであるCharoen Pokphand Groupのデジタル部門Ascend Corp.傘下のTrue IDCは現在、タイで4か所、ミャンマーで1か所のデータセンターを運営しています。2003年に設立されたTrue IDCのタイ施設は、バンナー、ムアントン、ラチャダ、パッタナカーンにあります。同社は2015年にミャンマーのヤンゴンにデータセンターを開設しました。
9月にBloombergは、Charoen Pokphand GroupがTrue IDCの売却を検討しており、それには約2億ドルの値がつく可能性があるだろうと報じていました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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