Amazonの人員削減と大幅レイオフ後もAWSは雇用とデータセンター構築継続
Amazon Web Services(AWS)は、より広い範囲の部門で1万人以上を解雇した後、来年も雇用を継続する予定であると述べています。
また同社は、データセンターの建設を継続することも確認しています(この点についてはあまり懸念されていませんでしたが)。
AWSのセールス&マーケティングSVPのMatt Garman氏はBloombergに対し、「来年は実際にもう少し人員を増やすと予想している」と語っています。「我々のビジネスは引き続き急速に成長しています。」
しかし同氏はAWSが今年初めに役員採用の凍結を実施したことを認め、同社は肥大化を避けるために定期的に人員の増加と削減のサイクルを繰り返していると述べています。
Garman氏は、「ここ数年行ってこなかった事を見直しています」と述べています。「率直に言って、その時が来たのです。」
「私たちは一時停止をし、そして実際、私たちのチームは皆、それを受け入れていると思います。私たちは急速に成長してきたので、組織的な観点からすると、消化する時間があるのは健全なことなのです」
データセンターについては、こう語っています。「需要が緩やかになれば、データセンターの成長も緩やかになるでしょう。データセンターの建設を継続するようなサプライチェーンモデルを数多く持っているため、今後も建設し続けるつもりです。」
Amazonのレイオフは主にデバイス部門、特にAlexa、そしてリテール部門に影響を与えています。しかし、同社のクラウドゲーム部門であるLunaも大幅に削減され、AWSの契約社員もリリースされています。
同社のCEOは今月、2023年にさらなるレイオフが続くと警告しました。
AWSは依然として成長を続けていますが、これまでで最も遅い四半期の成長を報告しています。Amazonは最新の決算説明会で、クラウドの顧客は「コストの抑制に注力している」と述べ、一方でデータセンターのエネルギーコストはここ数年で2倍以上になっていると述べています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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