
AWSがサウジアラビア・ジッダにCloudFront Edgeリージョンを開設
2026年にサウジの完全なクラウドリージョン立ち上げを目指す
Amazon Web Services(AWS)は、サウジアラビアのジッダにCloudFront Edgeの拠点を開設しました。
1月24日に利用可能になったAmazon CloudFrontは、AWSの分散型かつスケーラブルなコンテンツ配信ネットワークです。同社は現在、700以上のCloudFront POPと13のRegional Edgeキャッシュを運営しています。
エッジロケーションは、AWS Shield StandardによってインフラレベルのDDoS脅威から保護されており、静的および動的コンテンツ、API、ライブおよびオンデマンドビデオを低遅延かつ高パフォーマンスで配信するように設計されています。
AWSは現在、サウジアラビアで完全なクラウドリージョンを開発している最中です。
2024年3月には、長期的に53億ドル以上を投資する計画、そして2026年に同国でクラウドリージョンを立ち上げる意向を明らかにしています。
AWSはイスラエル、バーレーン、アラブ首長国連邦に既存のリージョンを有します。
マイクロソフトもサウジアラビアでクラウドリージョンを開発しており、2024年12月にデータセンターの建設を完了したことを明らかにしました。また、GoogleとOracleは、サウジアラビアに既存のリージョンを有します。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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