AWS、マレーシアに新たなクラウドリージョンを計画
Amazon Web Services(AWS)は、マレーシアの新たなクラウドリージョンの計画を発表しました。
「本日、マレーシアでのAWSリージョン設立の取り組みを発表することができ、嬉しく思っています。このリージョンは、AWSのお客様に、国内に残す必要のあるワークロードの実行やデータの保存を可能にするものです」と、AWSのチーフ・エバンジェリストであるJeff Barr氏は、今週掲載された記事の中で述べています。
正確な場所やスケジュールについての詳細は明らかにされていませんが、同社はこのリージョンに3つの アベイラビリティゾーン が含まれることを明らかにしています。
同社は、Johor Corporation、Bank Islam、公共放送局RTMなど、新リージョンの恩恵を受けるマレーシアの既存AWS利用顧客企業をいくつか紹介しました。
APAC地域で現在稼働しているAWSクラウドリージョンは、シンガポール、ジャカルタ、ソウル、東京、大阪、香港です。また、タイでも新規リージョン開発を進めています。
クアラルンプール、ジョホール、サイバージャヤは、マレーシアの3大データセンターのハブ拠点です。マイクロソフトは、2021年4月にクアラルンプールにマレーシアのAzureリージョンを作る計画を発表しました。一方、Googleは2022年8月にマレーシアのGCPリージョンの計画を発表しましたが、いずれもまだ開設されていません。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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