Apple、iCloudのクラウドストレージにGoogleを採用
AWSとMS Azureの潜在性に同調
Appleが公開した文書によると、AppleのiCloudサービスがGoogleのクラウドストレージを使用しているという噂を公式に認めています。
1月に公開されたiOSセキュリティガイドの最新版には、GoogleクラウドプラットフォームがAWSと並んでユーザーのデータの潜在的な宛先としてリストアップされているとCNBCが報告しています。同時に、MS Azureクラウドサービスに関する記述はなくなりました。
iCloudはAWSのS3ストレージに依存していることは広く知られていましたが、現在のところ、AppleとGoogleとの取引は主に投機の対象です。
クラウドの中のクラウド
「iCloudは、ユーザーの連絡先、カレンダー、写真、ドキュメントなどを保存し、全てのデバイスの情報を自動的に最新に保持します。iCloudは、開発者が定義したアプリケーションデータのキー値だけでなく、サードパーティ製のアプリケーションでもドキュメントを保存および同期するために使用することができます」とセキュリティガイドには書かれています。
「暗号化されたファイルのチャンクは、S3やGoogleクラウドプラットフォーム等のサードパーティーのストレージサービスを使用して、ユーザー識別情報なしで保存されます」
これが、Appleがクラウド事業者としてのMicrosoftから離れようとしていることを示しているかは明らかではありませんが、Appleが最大の競合相手の1つ、特にモバイル機器市場での最大の競合相手としているGoogleのサービスに依存していることをAppleが認めたのは初めてのことです。
– Data Center Dynamics
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