KDDI、IIJの株式を取得

NTTから株式を買い取り、IIJの筆頭株主に

日本の通信事業者であるKDDIが、株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)の株式を取得すると発表しました。

KDDIは、NTTが保有するIIJの株式約1800万株を市場外取引で取得します。なお、買収金額はおよそ512億円(3億7,010万ドル)です。

NTTはIIJへの出資比率を22%強から10%に引き下げ、一方でKDDIは出資比率を1%未満から11.5%に引き上げます。

この結果、NTTはIIJの筆頭株主ではなくなり、その座をKDDIが引き継ぐことになります。

IIJは、「NTT株主グループは、IIJの主要株主である筆頭株主の異動がIIJグループの業績に与える影響や、IIJの経営体制に与える影響はないものと考えている」と述べています。

また、「NTT株主グループは、当面の間、IIJの残りの普通株式を保有し続ける意向である」とし、KDDIはIIJに対し、新たに取得した株式を「戦略保有株式として長期的に保有する」意向であると伝えたと述べています。

IIJは1992年に設立され、日本最大級のインターネット・バックボーン・ネットワークを構築し、日本初のISPとして知られています。同社は、日本国内で約17カ所、海外では5カ所の拠点で事業を展開しています。

今回の買収により、IIJはKDDIの通信サービスを調達することになり、両社は協業や開発提携の機会を探ることになります。

IIJの時価総額は約40億ドル(約5, 500億円)です。同社は今月発表した2023年第1四半期決算で、収益18億2000万ドル、営業利益1億9600万ドル、純利益1億3590万ドルを計上しました。

NTTとKDDIはともに日本の大手通信事業者であり、またグローバルに展開する データセンター 事業者でもあります。NTTはNTT GDCのブランドで数十の施設をグローバルに展開しており、KDDIはTELEHOUSE部門を通じて14の市場で事業を展開しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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