NTTコミュニケーションズ、米国にデータセンターを2020年新設
サンタクララに16MWのデータセンターを建設、2020年までにはオンライン化を目指す
Ntt Communications社の子会社であるRagingWireは、シリコンバレーに同社初のデータセンターを建設中です。
同社は、この新しい4階建てのデータセンターは、 ハイパースケール クラウドプロバイダや大手エンタープライズの需要を満たすだろうと述べました。
NTTコミュニケーションズの子会社は、カリフォルニア州サンタクララに15,000㎡の施設を建設するために、広大な3.3エーカーの土地を購入しました。このデータセンターは、6,000㎡のラック収容スペースと、最大16MW相当のIT容量を提供することになります。
耐震システムも
このデータセンターには基礎免震システムが備えられており、日本のデータセンターでNTTコミュニケーションズが使用しているものと同様の、振り子の原理を利用した技術が含まれています。
その機能を備えた東京にあるNTTのデータセンターは、2011年にマグニチュード9.1の地震と津波があったにも関わらず、稼働状態を維持しました。
サンタクララでは不動産が不足していますが、ファイバーケーブルなどの資源が整っていることからインターネット接続環境なども充実しており、多くのクラウドデータサービスプロバイダや大企業のユーザーとの密接な関係が切望されています。
この都市にある30か所ほどのデータセンター空室率はわずか8%であるRagingWire社は述べ、2020年にオンラインになる予定の新しい敷地のリース契約を受諾したところだと説明しました。
同社のCEOであるDoug Adams氏は、今回の計画は、会社の歴史にとって新しいマイルストーンとなると語りました。
「シリコンバレーがポートフォリオに加わることで、今や私たちは米国データセンター市場でトップ3に位置するアシュバーン、シリコンバレー、ダラス、さらには米国4番目の市場であるシカゴを顧客への選択肢として示すことが可能になりました。さらには、20を越える国と地域におけるNTTコミュニケーションズの世界データセンタープラットフォームのひとつとして稼働することになるのです。」
– Data Center Dynamics
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