Stackがプリンスウィリアムで新たな土地を買収、新たに3棟のビルを建設予定

ブリストウのNVA2キャンパスを拡張

データセンター大手 Stack Infrastructure社がバージニア州プリンスウィリアム郡のキャンパス拡張を計画しています。

同社は今週、NVA02キャンパスを拡張するため、ブリストウにある非営利団体 Youth For Tomorrow から土地を取得したと発表しました。

IPI傘下のStackによると、今回の拡張により新たに3つのデータセンターが建設され、キャンパス全体で合計10になるといいます。同キャンパスは、 Northern Virginia Electric Cooperative社(NOVEC)からの電力を使用し、既存のキャンパス内に計画されている変電所を活用しています。

Stack Americas 最高開発責任者 Tim Hughes氏は「同社が高度なセキュリティ施設の建設を、 青少年支援団体と共に行うことは、責任ある開発への決意の表れです。私たちは、良心的なデータセンターの計画と実行を優先し、用地選定のプロセスにおいて地域社会にプラスの影響を与えることを重視しています」と 述べています。

1986年に少年の家として設立されたYouth For Tomorrowは、地域社会の危機に瀕した青少年に奉仕するキリスト教の慈善団体です。同団体は1980年代半ばにブリストウに134エーカーの土地を買収しています。

Youth For Tomorrow CEO、Gary L. Jones博士はこのようにコメントを残しています。「Youth For Tomorrowは、創設者である Joe Gibbsと運営委員会を代表して、 Stack社とのパートナーシップと、この取引がプロフェッショナルな方法で完了したことに感謝申し上げます。約40年前にキャンパスがオープンして以来、私たちは神から多くの御加護を受けてまいりました。私たちは、 Stack社をパートナーとして迎えることを心待ちにしており、今回の合意は、危機的状況にある子どもたちやその家族に対する長年の取り組み継続される中で、 Youth For Tomorrow の確かな未来が祝福されることを保証するものです。」

Stackの既存施設は、ホーンベイカー・ロード沿いの敷地北東の隣接地に設けられています。プレスリリースの画像から、同社の既存ビルの東側、Nokesville Roadの北側にある3棟のビルをイメージしたものだということが分かります。

200エーカーを超えるNVA02キャンパスには、少なくとも7つのデータセンターが建設され、300MWの専用自家変電所2カ所から230万平方フィート以上の敷地に420MWの電力が供給されるということを、 Stackは2020年に行った最初の発表で明かしています。

同社はバージニア州のプリンスウィリアム郡とラウドン郡にも3つの事業所を運営しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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