CyrusOne、野生生物に優しいキャンパスを着工

野生生物を保護し、CO2吸収源として機能する「グリーンベルト」に囲まれた持続可能な施設

米国テキサス州ダラスに拠点を置くデータセンター運営事業者のCyrusOneは、ダブリン近郊のGrange Castle Business Park Southでアイルランド国内初となるデータセンターの建設に着工しました。

DublinIと呼ばれる74MWのキャンパスは、合計で33,445㎡のスペースを提供する3棟の建物で構成されます。3つの建物は、それぞれ2フロアに分割された11,148㎡のスペースを持ちます。第1フェーズは2020年第4四半期までには完了を予定し、既に顧客からの問い合わせを受け付けています。

グリーンなテクノロジーハブ

このサイトは現在アイルランドで建設中の最大の コロケーションデータセンター ですが、CyrusOneはキャンパスを草原区画の活性化や送粉動物(ミツバチなど)や両生類などに優しい自然環境を特徴とし、「サスティナブル(持続可能)な施設を維持し、地元の野生生物を保護する」ために多大な努力を行った、と述べています。

同社は、サイト周辺のいわゆる「グリーンウォール」が施設のエネルギー効率を向上させ、同時に全体的な二酸化炭素排出量を削減するCO2吸収源として機能すると考えています。

CyrusOneによるDublin1のレンダリング – CyrusOne

「アイルランドは、ビジネスを行うのに非常に魅力的な場所です。特にダブリンは、世界で最も成功しているテクノロジーハブの1つとしての地位を確立している。」とCyrusOneヨーロッパの社長Tesh Durvasula氏は述べています。「エンタープライズ顧客からのスペース需要は、建設初期段階でも非常に旺盛です。我々はヨーロッパ地域での事業拡張に明確なコミットメントを行っており、ダブリンでのプレゼンスの確立はこの戦略の中核に位置します。」

Dublin1は、CyrusOneの「大規模モジュール」設計アプローチを採用しており、各階に専用の電気設備を備え、閉ループ冷却水冷却システムにより低 PUE を実現しています。このシステムは、閉ループの冷却水により冷却を行うコンプレッサーとコンデンサーを統合した 空冷チラー 技術を採用しており、水の消費量を削減できます。そして屋根に取り付けられたソーラーパネルは主電源を補います。

その他の特徴として、データホールは900 mmの頑丈な上げ床と、4,200 mmの高さを備え、また、80 MVAのアクティブ/アクティブの二重化冗長電源装置を備えています。

キャンパスは キャリアニュートラル であり、CyrusOneは複数のプロバイダーから多様なファイバ回線が接続されていると言います。

また、3トンの荷揚げリフトを備えた安全なマネージドデリバリーベイに加え、24時間年中無休のオンサイトサポートの物理的・電子的な多重セキュリティレベルを備えます。

先月、ブルームバーグの報告によると、CyrusOneは、1年間にわたる海外進出の影響で財政赤字におち入り、買収の標的となったが、CyruOneはそれに関するコメントは拒否しています。

Data Center Dynamics

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