Meta 、年末までに60万基のH100 GPU相当のコンピュータを運用へ
自社データセンターの34万基のH100 Nvidia GPUを含む
Metaは、2024年末までに60万基のGPUを運用する計画を立てています。
マーク・ザッカーバーグCEOはThe Vergeに対し、この数字にはA100や他のAIチップに加えて、約34万基のNvidia H100も含まれると答えています。
彼は動画の中で、” 60万基のH100相当のコンピュータ “を運用することを明らかにし、GPUの総数はそれよりも多いことを示唆しました。
「我々は、おそらく他のどの企業よりも大きな規模でこれを実行する能力を構築してきた」と、ザッカーバーグは以前フェイスブックとして知られていた同社について言及しました。
「多くの人はそのことを理解していないかもしれない」
私たちが作りたい製品を作るためには、汎用人工知能(AGI)のために作る必要があるという考えに至りました。私としては、それを伝えることが重要だと考えています。なぜなら、優秀な研究者の多くは、より野心的な問題に取り組みたがっているからです」
AGIへの軸足は、メタバース構築への高額な、そしてまだ成功していない取り組みの後にくるものです。同社はメタバースとバーチャルリアリティハードウェアの双方に年間約150億ドルを投資し続けています。
AIへの積極的なプッシュをサポートするため、Metaは昨年データセンターを総点検し、新設計の展開に伴い開発中のプロジェクトを中止しました。
そのため、前四半期のMetaの設備投資コストは前年同期比で30億ドル減少する結果となりました。同社は第4四半期に68億ドルを投じており、2023年度の総投資額は270〜290億ドルになりました。
今年は300億ドルから350億ドルの範囲内の支出を見込んでおり、サーバー(非AIとAI双方のハードウェアを含む)への投資と、同社が新しいデータセンター・アーキテクチャを採用したサイトの建設を加速させているデータセンターへの投資が成長を牽引するものと思われます。
「我々は現在、自社の設計を市場に投入しており、返ってきた反響のようなものは、我々の予測が実現しつつあることを確信させてくれる」と、Metaのデータセンター・エンジニアリング担当グローバル・ディレクターであるAlan Duong氏は、新しいデータセンター設計に関するプロフィールをDCDに対し説明してくれました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。