Huaweiがインドネシア・バタム島にAesler社向け16MWのデータセンター開発

Aeslerが新しいデータセンター部門たちあげ、3施設合計88MWでHuaweiと提携

Huaseiは、Aeslerのためにインドネシア全土で3つのデータセンターを開発することになり、両社はすでに最初の施設の建設に着手しています。

この中国ハイテク企業とフィリピン人による建築会社は昨年末に施設開発に関する契約を締結し、すでに作業が始まっており2022年後半に最初の施設を立ち上げることを目指しています。

2010年に設立されたPT Aesler Grup Internasional Tbkは、インドネシアに拠点を置く建築・エンジニアリングのコンサルタント会社です。両社はAESLER-GREENIXの名のもと、合計約88MWの「エコ・データセンター」シリーズの開発を目指します。Huaweiは、インドネシア証券取引所上場企業にプレハブ式データセンター・モジュールを提供しする予定です。

Aeslerグループの社長でAESLER-GREENIXの創設者であるJang Ronyは、「データセンター開発においてエコとグリーンエネルギーに注力することで、Indonesia Digital Era5.0を迎える最大のグリーンテクノロジーデータセンタープロバイダーになるという目標を掲げています」と述べています。

最初の施設は、総電力量16MW、ラック数2,500、電力使用効率(PUE)1.4となる予定です。第2施設は同じく16MW、第3施設は56MWとなる予定です。

両社は、リアウ諸島の一部であるバタム島のマイスタースタット地区に設置される最初のプロジェクト(通称マーク1)にすでに着工しています。同社によると、この施設は最大9MMI(メルカリ震度階級、リヒタースケールで約6.9に相当)の地震に耐えることができるといいます。

他の2つのプロジェクトが同じキャンパス内にあるのか、それとも国内の別の場所にあるのかは不明で、それらのプロジェクトのスケジュールも公開されていません。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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