Metaがインドにデータセンター建設を検討

インドのビジネス情報誌は、Metaがインドに初のデータセンターを建設する可能性があることを報じました。Economic Times紙によると、このデータセンターは、億万長者のMukesh Ambaniが所有するインド最大の財閥、Relianceがタミルナドゥ州に 所有する施設に建設される可能性があるとのことです。

ザッカーバーグ 率いるMetaは、グジャラート州ジャムナガルで最近行われたAmbaniの息子Anantの結婚前祝いでのミーティングの後、Relianceと契約を結んだようです。

Relianceはすでに、米国を拠点とするDigital Realty、カナダを拠点とするBrookfield Asset Managementとの3社合弁会社であるDigital Connexionを通じてデータセンター事業に参入しています。Digital Connexionは最近、インド南部のタミル・ナードゥ州の州都チェンナイにある10エーカーのキャンパスに、MAA10という名称の施設を初めて立ち上げました。MAA10は100MW対応のキャンパスの初期段階においては、20MWのIT負荷を提供する予定です。ETの報道が事実であれば、Metaはここにデータセンターを建設する可能性が高いです。

インドはMetaにとって最大の市場であり、3億人以上のFacebookユーザー、3億5,000万人のInstagramユーザー、4億8,000万人のWhatsAppユーザーがいます。現在、インドのコンテンツはシンガポールにあるMetaのデータセンターで展開されています。もしMetaが本当にインドにデータセンターを建設するのであれば、データをより高速に処理できるだけでなく、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、伝送コストを削減することができるだろう、と同レポートは述べています。

W.Media (Deborah Grey記者)より抄訳・転載

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