AWSがフランクフルトのクラウドリージョンに94.4億ドルを投資

ドイツにおけるクラウド・コンピューティングへの投資総額は179億ドルに

Amazon Web Servicesは、2026年までにAWSヨーロッパ(フランクフルト)クラウドリージョンに、88億ユーロ(94.4億ドル)を投資することをコミットしました。

この追加投資により、人工知能を含むAWSテクノロジーに対するドイツ国内の顧客需要の高まりに、対応することが期待されています。

この投資計画は、この期間にドイツのGDPに154億ユーロ(165億2,000万ドル)を貢献し、年間平均1万5,200人のフルタイムの雇用をサポートすると期待されています。

AWSのドイツ・ヨーロッパ担当マネージング・ディレクター、Stefan Hoechbauerは、次のように述べています。「ドイツは、ヨーロッパ全体のイノベーションの中心です。当社は、ドイツのお客様がAWSクラウドの多様な機能(生成AIを含む)を活用し、新しいテクノロジーやサービスをリードして構築できるよう、これまで以上に尽力していきます。私たちのサービスに対する需要の高まりに対応するため、私たちは、ドイツのデジタルインフラに多額の投資を行っています。これには、ドイツ全土のデジタルスキルと、人材育成プログラムを支援し、永続的な効果をもたらす共同イニシアチブで、地域コミュニティと提携するというコミットメントも含まれています。」

AWSは2014年に、フランクフルトリージョンを立ち上げ、ダブリンに次ぐ欧州で2番目の、クラウドリージョンでした。

この最新の投資コミットメントは、同社がブランデンブルク・ドイツでホストする欧州ソブリン・クラウドの発表に続くものです。同社は、2040年までドイツのソブリン・クラウド・インフラストラクチャに、78億ユーロ(84.7億ドル)を投資する予定で、同社のクラウド投資総額は、179億ドルに達する予定です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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