マイクロソフト、河北省にAzure China新データセンターリージョンを発表

中国5番目のAzureリージョンが静かに発表、しかし運用開始日はまだ不明

マイクロソフトは、中国北部の新たなAzure データセンター リージョン を発表しました。

今週行われた同社のIgniteカンファレンスで静かに発表されたChina North3リージョンは、河北省に位置し、同社5番目のリージョンとなります。マイクロソフトはまた、中国政府が中国の一部と見なしている台湾でもリージョンの構築を進めています。

新施設の詳細や稼働開始日については明らかにされていません。同社によると、新リージョンの開設により、より多くの顧客がMicrosoft Azure、Office 365、Dynamics 365、Power BIなどのMicrosoft Cloudを利用できるようになると説明しています。

過去の中国リージョンと同様、Azure in Chinaは、21Vianetによって販売および運営が行われている個別のサービスであり、中国国内の独立した専用ネットワーク内にあり、中国国内で活動する企業に向けてサービスを提供するよう設計されています。

マイクロソフトの最初の2つの中国リージョン、上海のChina Eastと北京のChina Northは、2014年に立ち上げられました。同じく2018年にChina East2とChina North2の追加施設が開設されました。

同社は昨日、HOU Yang博士を中国地域の会長兼最高経営責任者とすると発表しました。彼はAlain Crozier氏の後任として、この地域の販売、マーケティング、および運用組織を率います。

マイクロソフトは最近、インドネシアに新たにAzureリージョンを立ち上げる計画を発表しました。

Data Center Dynamics

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