Metaが米国で374MWの太陽光発電PPAに調印
ルイジアナ州とイリノイ州の2か所の太陽光発電所から
Metaは、米国にある2つの太陽光発電所の出力を調達するための電力購入契約(PPA)に調印しました。
エネルギー会社RWEは今週、Metaがルイジアナ州と、イリノイ州で開発中の2つの太陽光発電所からのオフテイク契約を結んだことを発表しました。
イリノイ州では274MWacのCounty Run Solar、ルイジアナ州では100MWacのLafitte Solarの建設が進行中で、いずれも2025年後半に稼動する予定です。
Ouachita ParishのLafitte Solarは、RWEにとってルイジアナ州初の自然エネルギープロジェクトであり、Metaにとってもルイジアナ州初の自然エネルギー投資となります。
RWE Clean EnergyのAndrew Flanagan CEOは、次のように述べています。「当社の米国自然エネルギー市場への継続的な投資は、Metaのようなクリーンエネルギーへの需要を促進している、大手テクノロジー企業との提携という新たな機会に支えられています。」
Metaの再生可能エネルギー部門責任者Urvi Parekhは、「RWEのような再生可能エネルギー事業者と提携し、新たな太陽光発電プロジェクトをオンライン化することは、エネルギー調達に対する我々のアプローチの重要な部分です。私たちは、再生可能エネルギー契約を拡大することに興奮しており、この協力関係は、そのような努力と、私たちのデータセンターとオフィスの電力使用量の100%を、再生可能エネルギーでまかなうという私たちのコミットメントの重要な実証です」と語っています。
ドイツのエネルギー会社RWEは、2021年5月にテネシー州のMetaと米国で150MWの太陽光発電PPAを締結しました。
同社はまた、ドイツのVodafoneと風力発電契約を締結し、テキサス州ではマイクロソフトと風力発電PPAを締結しました。
Metaは2020年以降、グローバル事業は100%再生可能エネルギーで支えられていると述べました。同社は米国で、Adapture Renewables、Ørsted、rPlus Energies、Avangrid、DESRI、EDP、BP、SiliconRanch、SolarpackなどとPPAを締結しています。
イリノイ州では、同社はDeKalbでデータセンターキャンパスを運営し、合計295MWの風力発電所2か所に投資しています。現在、ルイジアナ州ではデータセンター事業や、その他の再生可能エネルギーへの投資は行っていません。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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