Zettabyteが台湾にAIデータセンターを提案
Zettabyteは今週、台湾初のハイパースケールAIデータセンターを建設するため、テクノロジーサービスプロバイダーのWistronとの戦略的提携を発表しました。
スケジュール、場所、施設の仕様など、さらなる詳細は公開されていません。
ZettabyteのKenneth Chung-Hou Tai会長は、次のように述べました。「この画期的な事業でWistronと提携できることを嬉しく思います。我々の専門知識とIaaSソフトウェアを組み合わせることで、台湾のみならず、アジア太平洋地域全体および中東全域でAI分野のイノベーションと成長を促進する、世界レベルのAIコンピューティング施設を作ることを目指しています。」
また、WistronのSimon Lin会長も、次のように述べました。「当社は、Zettabyteと協力し、最先端の液冷AIDCシステムを使用してこのハイパースケールAIデータセンターを構築できることについて、期待に胸を膨らませています。私たちが共有するビジョンと台湾におけるAI技術の発展へのコミットメントは、台湾のAIエコシステムの成長、そして台湾の地位向上に大きく貢献するでしょう。」
Zettabyteは自らを 「アジアをリードするAIデータセンターソフトウェアとシステム技術のプロバイダー 」としています。
Zettascaleに関する情報は、オンラインではほとんど入手できません。Kenneth Chung-Hou Tai会長は、中国のデータセンター企業Vnet(旧 21Vianet)の取締役を務めるKennethと同一人物かもしれません。
2001年に設立され、台北に本社を置くWistronは、サーバーとスイッチを供給するオリジナルデザインメーカーです。
台湾では、Vantage、Empyrion、NTTなどがデータセンターを展開しています。
Appleも、台湾でのデータセンター開発を検討していることが報じられています。台湾で開発を進めている他の主要な国際企業には、Google、 Amazon Web Service(AWS)のほか、2024年6月に台北のクラウドリージョンの計画を共有したマイクロソフトなどがあります。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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