新たなデータセンターハブとして期待されるインドのチェンナイ

タミルナドゥ州政府は火曜日、シンガポールのCapitaLand社およびWebWerks社と、チェンナイ近郊のアンバターに2つのデータセンターを設置するための190億ルピーの覚書 (MoU) を締結しました。これはMKスターリン首席大臣が出席した投資コンクラーベで調印されました。

同時に発行されたガイダンスによると、タミル・ナードゥ州にデータセンターを設置するために9社と覚書を締結しており、提示された投資額は1692億ルピー、2年間で9,000人以上の雇用が見込まれています。

また、Yotta、Princeton Digital、ST Telemedia、Netmagic、Adaniareなどの国内外の企業が、チェンナイにデータセンターを設立しようとしているとも報じられています。

関係者によるとアンバターは、その地理的条件と既存のデータセンター・エコシステムにより、データセンター企業にとって好ましいとのことです。また、チェンナイ南部のシルセリには複数のIT企業が存在し、大きな市場機会を提供していることから、次の理想的なターゲットであるとしています。

ガイダンスによれば、世界最大のデータセンター企業や大手テクノロジー企業とも協議を進めており、これらの企業はチェンナイにデータセンターを設置することを進めているということです。

当ガイダンスと電子工学通信技術省は、タミルナドゥ州のデータセンター企業のエコシステムを強化するため、データセンターポリシーの策定に取り組んでいます。 また、データセンターへの投資やダウンストリームへの投資を促進するために、ハウジング規制や電力に関するデータセンターの共通要件を検討しています。

タミルナドゥ州には6本の海底データケーブルがあり、その帯域幅は14.8Tbps(国内最高)に達しています。また、州内の地方や農村部にも十分にネットワークが接続されており、12,524以上の村議会には1Gbps以上の拡張可能な帯域が確保されています。 インド電気通信規制庁 の調査によると、チェンナイは、ブロードバンド契約数がインド国内でトップ5のサービスエリアです。

W.Media (Anuradha Nagar記者)より抄訳・転載

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