CoreWeaveがMorgan Stanley、Goldman Sachs、 JP Morgan Chaseを選定しIPOへ
2025年に株式公開予定
GPUクラウドプロバイダーのCoreWeaveは、新規株式公開(IPO)を主導する企業として、Morgan Stanley、Goldman Sachs Group、JP Morgan Chaseを選びました。
Bloombergの報道によると、同社は、2025年の株式公開を計画しているとのことです。
関係者の話では現在準備が進められており、IPOに参加する銀行はまだ増える可能性があるとのことです。
DCDは、関係各社にコメントを求めています。
CoreWeaveがIPOを模索しているのではないかという噂は、一連の資金調達ラウンドの中で、2024年5月から続いています。
2023年、同社はMagnetar、Blackstone、BlackRock、DigitalBridge、Coatue、PIMCO、Carlyleから23億ドルの負債性資金を調達しました。
今年に入ってから同社は、5月に11億ドルのエクイティ資金調達ラウンドを実施し、その後まもなくBlackstoneとMagnetarを共同リード投資家とする、75億ドルのプライベートデットファイナンスを実施、Coatue Management、Carlyle Group、CDPQ、DigitalBridge、BlackRock、Eldridge Industries、Great Elm Capitalも参加しています。
10月には、Goldman Sachs、JP Morgan、Morgan Stanleyが主導する6億5000万ドルの金融取引を完了しました。CoreWeaveによると、過去18か月間に負債および株式投資家経由で調達した総額は127億ドルでした。
また最近では、Cisco SystemsがCoreWeaveに投資し、同社の評価を2024年5月の191億ドル、2023年12月の70億ドルから230億ドルに引き上げ、マイクロソフトは10年末までに、100億ドルもの投資を行うという報道もありました。
同社は、クリプトマイニング企業として2017年に設立されましたが、現在はAIアプリケーション向けにGPUへのアクセスを提供しています。同社は、2024年末までに全世界で28か所、2025年にはさらに10か所のデータセンターを開設する計画です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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