CETYがFreyrと覚書を締結し、東南アジアでAIおよびデータセンターサービスを提供
提携を活用し、AIデータセンターへのクリーンエネルギーソリューションのクロスセル
Clean Energy Technologies(CETY)は、東南アジアへのAIとデータセンターサービスの提供を支援するため、Freyrと覚書(MoU)を締結しました。
Freyrは顧客獲得とデータセンター運営の指揮を執り、CETYはデータセンターサービスに必要なNvidiaインフラを提供します。
CETYはこの提携を活用し、東南アジア全域のAIデータセンターにクリーンエネルギーソリューションをクロスセルする意向です。
FreyrはNvidiaの優先パートナーであり、NvidiaのGPUのモデルフロップ利用を最適化する技術ソリューションの開発に注力しています。
CETYは、2024年にデータセンターとハイテク分野でいくつかの契約を結んでいます。今月初めには、同社のマイクログリッド・ソリューションをクリプトマイニングおよびAIデータセンター分野に拡大する計画を発表しました。
この発表は、ビットコインマイニング企業であるTrue NorthとのMoU締結に続くものです。このMoUに基づき、CETYのマイクログリッド・ソリューションはTrue Northのデータセンターとクリプトマイニング事業に提供されます。
東南アジアのデータセンター市場は、今後10年間で大きく成長すると予測されています。451 Researchによると、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、インドのデータセンター容量は、今後5年間で年平均成長率10~28%で増加することが予想されるとのことです。
2024年には、この地域でいくつか大きな発表がなされました。3月には、BW Digitalがインドネシアのバタム島にあるノンサ・デジタル・パーク(Nongsa Digital Park)に、5万5,000平方メートル(59万2,015平方フィート)以上の土地を取得し、80MWのデータセンターを建設しました。
これより前には、Digital Edgeがインドネシアの首都ジャカルタで2番目となる23MWのデータセンターを立ち上げました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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