マイクロソフトが韓国・釜山に2つ目のデータセンターを開設
釜山の最初のデータセンターより大きい 新施設
マイクロソフトが、韓国の釜山に2つ目のデータセンターを開設しました。
同社は最近、次のように発表しました。「2024年9月23日、マイクロソフトと釜山市は、 新たに建設されたMiumsandanデータセンターを発表しました。釜山の国際産業物流都市である江西区における、マイクロソフトの2番目のデータセンターとなります。」
「この新しいデータセンターは、2020年に完成した最初の施設よりも規模が大きく、アジア太平洋地域全体でAIを活用したクラウドサービスをサポートするように設計されています。」
立ち上げ式には、Park Heong-joon釜山市長、Kim Do-eup国会代表、Jin Gyo-hoon江西区長、Kim Ki-young釜山・鎮海経済自由区域庁長官、国営エネルギー供給会社KEPCO、産業通商資源部(MOTIE)、釜山情報産業振興院の代表らが出席しました。
マイクロソフトのデータセンター・オペレーションズ(APAC)ジェネラルマネージャーのAlvin Hengは、「これは、持続可能な未来の発展に貢献し、地域社会の繁栄と福祉を促進するために最善を尽くすという、マイクロソフトのグローバルなコミットメントを実現するものです」とコメントしました。
マイクロソフトが釜山にデータセンター用地を開発する計画を最初に発表したのは2014年のことで、2020年に稼働を開始しました。当初の施設、新しい施設について、いずれも仕様は公開されていません。
マイクロソフトは2017年、韓国で2つのクラウドリージョン(ソウルのセントラルリージョンと釜山のサウスリージョン)を立ち上げ、2021年にはソウルにアベイラビリティゾーンを追加しました。
釜山リージョンは現在、マイクロソフトのサイトには掲載されていません。リザーブアクセスリージョンとして表示されている可能性があります。
釜山市長のPark Heong Joonは、「マイクロソフトの投資は、釜山をテクノロジーとイノベーションのグローバルハブにするという我々のビジョンに沿ったものです。私たちは、釜山市に大きな経済的・技術的利益をもたらす戦略を引き続き支援していきます」と述べました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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