Khazana CloudとNASTPがパキスタン初のハイパースケールデータセンターを計画

全面的にHuaweiを採用

National Aerospace Science and Technology Park(NASTP)は、Khazana Cloudと提携し、パキスタンでデータセンターを立ち上げました。

パキスタン空軍が主導するNASTPは、Rawalpindi、ラホール、カラチ、カムラに拠点を持つ航空宇宙研究開発ハブです。

データセンターはHuaweiが提供し、NASTPクラウドプラットフォームを通じて、クラウドAIソリューションを提供する予定です。

データセンターの場所などの詳細は、明らかにされていません。

両組織は、このパートナーシップにより、すべてのデータがパキスタン国境内のNASTP施設内に、安全に存在することが保証され、重要なアプリケーションのための超低遅延が可能になると述べています。

Khazana Cloudは、パキスタン初のハイパースケールクラウドプロバイダーで、Huaweiの技術を全面的に採用しています。同社は、パキスタンでIaaS(Infrastructure-as-a-Service)、SaaS(Software-as-a-Service)、PaaS(Platform-as-a-Service)ソリューションを提供しています。

Huaweiはここ数週間、ニカラグアの国立大学評議会や、アルジェリア政府ともデータセンター構築で提携しており、多忙を極めています。

先月、同社はパキスタン国立銀行のデータセンター施設と提携しました。

Data Center Mapによると、パキスタンには現在22のデータセンターがあり、3つの市場に分かれています。ラホール、カラチ、イスラマバードです。事業者には、PTCL、Multinet、Chapal、Supernet、Cybernet、Vision Telecomなどが含まれています。2023年6月、パキスタンのUniversity of Turbatが新しいデータセンターを開設しました。完成のフェーズ1は、同大学に1MWの太陽光発電プロジェクトが導入された時期と重なりました。

今年初め、パキスタンの石油会社Mari Petroleum Company Limitedは、クラウドコンピューティングと、AIに特化した子会社の設立を発表しました。詳細は、明らかにされていません。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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