Swisscomが80億ユーロのVodafone買収でイタリア当局の認可を取得
2025年第1四半期に取引完了の見込み
Swisscomは、80億ユーロ(約84億3,000万ドル)を投じたVodafone Italyの買収を推進するために必要な規制当局の認可をすべて取得しました。
声明の中で、イタリア競争庁(Autorità Garante della Concorrenza e del Mercato)と、イタリア企業・製造省(MIMIT)の両方からVodafone Italy買収の認可を受けたことを明らかにしました。
同社は声明で、「すべての管轄当局がこの取引を承認したことで、イタリアを代表するコンバージドチャレンジャーの誕生への道が開かれます」と述べました。
先月、イタリアの通信規制当局Autorità per le Garanzie nelle Comunicazioni(AGCOM)もこの買収を承認し、9月には欧州委員会(EC)、5月には政府も承認しました。
Swisscomによると、イタリアの競争当局は12月20日に合併を承認し、MIMITはその前日に合併を承認しました。
同社によると、取引は来年第1四半期中に完了する予定とのことです。
Vodafoneは3月15日、イタリア部門をSwisscomに売却することで合意したこと発表しました。
この取引は負債で賄われ、現金で支払われる予定です。
この合併により、Fastwebの340万人の顧客とVodafoneの2000万人の顧客が統合され、苦境にあえぐTelecom Italia(TIM)に次ぐイタリア第2位の電話会社となります。
Vodafoneにとってこの買収は、事業の合理化と刷新という全体的な戦略の一環です。同社はすでに今年、スペインの事業をイギリスの投資会社Zegonaに売却し、イギリスのThreeとの合併を進めています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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