AWSがブラジルのクラウドに2億4000万ドルを投資
Amazon Web Services(AWS)は、ブラジルのクラウドインフラ基盤に2億4,000万ドルを投資します。
発表はサンパウロ州知事のウェブサイト上で行われました。この投資は、州知事のJoão Doria氏とブラジルの経済開発長官 Patricia Ellen氏、そしてAWSの公共政策担当副社長であるShannon Kellogg氏との会議で合意されました。
投資は今後2年間で行われます。資金が何に使われるのかはまだ明確ではありませんが、新規のデータセンターや既存施設の拡張で使われるものと思われます。
「AWSによるこの重要な投資により、我々はより多くの雇用、テクノロジー、スタートアップ企業の機会を生み出し、サンパウロ州を世界に位置づけていく。」と知事は述べています。
Ellen氏は、「これが表すものだけでなく、サイバーセキュリティなど提供すべきすべてに取り掛かれるような技術的飛躍にも非常に満足している。」
これまでのところ、AWSの南米での クラウドリージョンとしては、2011年に開設されたサンパウロ一か所しかありません。
あるのはサンバだけではない
南米の他の場所では、AWSはアルゼンチンのブエノスアイレス州の南西にあるBlanca Coronel Rosales地域で10年間に約8億ドルを費やす予定であることを以前報告しました。
2018年、AWSはブエノスアイレスにオフィスを開設し、昨年6月にはAmazon CloudFrontのエッジ施設に投資すると発表しました。
アルゼンチンでの拡張計画は、チリとアルゼンチン両国からの誘致合戦後に決定されました。チリは、アルゼンチン政府がハイテク企業に対する寛大な減税与える法案を可決したことで誘致に敗れました。
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