ナイジェリア証券取引所が近代的データセンターを開設
高可用性を念頭において構築
ナイジェリア証券取引所(以下、NSE)はラゴス市に高可用性データセンターを開設しました。この施設は Tier III冗長基準に基づいて設計されています。この施設は、金融市場の運営者と通常のコロケーション顧客の両方にサービスを提供します。そのオフサイトバックアップとして25km先のTier III施設が提携しています。
プレミアム・タイムズによると、プロジェクトの費用は$139万ドルだそうです。
データセンターの開会式に出席したオヌー科学技術大臣は「技術は経済成長の原動力の1つです。NSEがナイジェリア企業と提携しながら、進取の精神にあふれる最前線であることに、私はとても感動しています」と述べました。
競争力をつける
新しいデータセンターの開設によって、NSEは、アフリカ諸国の他の金融取引プラットフォームとの競争力を強化することができます。
NSEのマーケット・オペレーション&テクノロジー担当エグゼクティブ・ディレクター、A.バホモ氏は次のように述べています。「アクティブデバイスのリアルタイム監視、全重要コンポーネントのN+1抵抗、99.982%の可用性、無停電電源、市場をリードするクラウドホスティング機能を備えています。NSEでは全市場プラットフォームの可用性を100%に維持する努力をしており、この課題に対しては成功をおさめてきました。現在、全取引の90%はNSEの外で行われており、これは完全に自動化されています。データセンターの重要性は市場の信頼性と成長にとって重要です。当社のデータセンターは現在50人の顧客を抱えていますが、需要に応じて迅速に拡張することができます。
A.バホモ氏は、電力使用量はデータセンターの運用コストにおける重要な部分であり、NSEは慎重にエネルギー節約のために設備コンポーネントと冷却戦略を選択したと付け加えました。
– Data Center Dynamics
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