SUNeVision、ハイパースケーラー向けにシングルユーザーデータセンターを開設

SUNeVision Holdings Limitedの子会社iAdvantageは、ハイパースケールの大手顧客と契約を締結し、シングルユーザー用のデータセンターを開設します。

SUNeVisionは、香港証券取引所(HKSE)に上場しており、このデータセンターは 合計10MWのIT電源容量を備え 、顧客のビジネスの発展と大中華圏での事業強化に貢献するもの、とSUNeVisionは証券取引所に対して通知しています。

同社はハイパースケールプロバイダーの名前を明らかにしていません。さらに、SUNeVisionは、香港の新界の商業地区、粉嶺に倉庫ビルを借りる予定です。

この物件は、同社の大株主サンフンカイプロパティーズ(新鴻基不動産)の関連会社が所有しており、多額の資本を投じてデータセンター用にアップグレードします。SUNeVisionは本プロジェクトを段階的に実施し、2022年には第一段階のプロジェクトが顧客に引き渡され、運用が開始される予定です。

SUNeVisionは現在、香港で5つのデータセンターを運営しており、2022年には第6のデータセンター(荃湾タウン Lot No.428)と第7のデータセンター(将軍澳タウンLot No.131)の開設を予定しています。本プロジェクトは、グループにとって8つ目のデータセンターであり、設立当初から完全にプリコミットメントされた初のシングルユーザーデータセンターになるとのことです。

このプロジェクトは、ハイパースケーラーのニーズや厳しい要求に応えるための当グループの能力と努力を示すものであり、香港における当社グループの立地選定から設計、建設、運用までのエンドツーエンドでの実力を強調するものです。

W. Media(Vankatesh G.記者)より翻訳・転載

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