1025Connect、欧米での「大陸間エッジ」サービス開始
デジタルインフラストラクチャー4社がパートナーシップを結び、米国とヨーロッパでの相互接続を可能にする「大陸間エッジ」サービスを立ち上げました。
この4社は、データセンターコロケーション事業者の1025 ConnectとDE-CIXインターネットエクスチェンジ、ネットワーク事業者のイプシロン、海底ケーブル事業者のAquaCommsが含まれています。
今後、国際規模でのビジネス展開を目的とした複合サービスを提供することとなります。
1025接続
1025Connectは、ニューヨーク州南東部「ロングアイランド」でデータセンターを運用しています。ロングアイランドからは、アイルランド西海岸Kilalaと結ばれたAquaComm社のAEC-1海底ケーブルが出ています。
1025Connectは今年の3月、DE-CIX North Americaのデータセンターにインターネットへの接続サイト( PoP )を構築すると発表していました。
これによって、DE-CIXの北米拠点からは約200のネットワークアクセスが、ヨーロッパ(フランクフルト)では新たに800のネットワークが接続されることとなりました。
問題のデータセンターは、Epsilon社の広範なネットワーク通信を利用しているようで、この通信は170か国、100を超えるデータセンターへのアクセスを提供しています。
Epsilon社は、Infinyと呼ばれる独自の SDN プラットフォームを使用してネットワークを運営しています。
4社は、既存の製品を組み合わせながら、サーバからネットワーク接続に至るインフラストラクチャサービスのソリューション全体を提供します。
国境を越えて事業を展開する企業にとって、有用な戦略オプションとなる期待があります。
– Data Center Dynamics
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