AWS、シカゴにLocal Zone Edgeのアップグレード拠点を開設
新ゾーンは第1世代よりも多くのコンピュートインスタンスを提供
Amazon Web Services(AWS)は、イリノイ州シカゴに新しい Local Zonesを開設しました。
「本日、AWSはイリノイ州シカゴの新しいAWS Local Zones の一般提供を発表します。この新しい Local Zones は、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)のC6i、M6i、R6i、C6gnインスタンスとAmazon Elastic Block Store(Amazon EBS)のボリュームタイプgp2、gp3、io1、sc1、st1をサポートします。」
Local Zones は、エンドユーザーやオンプレミスへの低レイテンシーを必要とするアプリケーションをホストするエッジロケーションとして機能します。各ゾーンは、レイテンシーが重視されるアプリケーションのために、人口集中地に近い場所で選択されたサービス(コンピュート、ストレージ、データベースなど)を提供します。各ゾーンは特定の親リージョンの子であり、そのリージョンのコントロールプレーンによって管理されます。
Local Zonesは2019年に初めてローンチされ、それ以来AWSは米国の16のメトロで17のゾーンを展開してきました。Local Zonesはアトランタ、シアトル、ボストン、シカゴ、デンバー、ダラス、ヒューストン、カンザスシティ、ロサンゼルス(x2)、ラスベガス、マイアミ、ミネアポリス、ニューヨーク、ポートランド、フィラデルフィアで利用できます。
AWSは当初、2021年9月にシカゴのLocal Zoneを一般提供すると発表していました。当初のLocal Zone(us-east-1-chi-1aとして知られている)は、新しいus-east-1-chi-2aゾーンに置き換えられ、当初のLocal Zoneは利用可能な場所のリストから削除されたようです。
シカゴの拠点は、利用可能なサービスとインスタンスの範囲を拡大する一連のLocal Zoneリニューアルの最新版です。ダラスとフェニックスでも、ここ数カ月で第2世代のLocal Zoneが開始されました。2021年5月に開始されたヒューストンのLocal Zoneも、us-east-1-iah-1からus-east-1-iah-2aに静かに更新されたようです。
米国だけでなく、AWSはヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、APACの国際市場において、10以上のLocal Zoneを立ち上げています。
DCDが何度も要請しているにもかかわらず、AWSはLocal Zonesがどのような施設内にあるのか、どのようなコンピュートインフラを使用しているのか、詳しく説明していません。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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