Adani Enterprises社、インド最大級のDC建設用地をノイダに取得

インドのコングロマリット アダニグループのAdani Enterprises社は、デリー衛星都市ノイダに34,275平方メートル以上の土地の割り当てを受け約2,400億ルピーを投資してデータセンターを設立することになりました。

報道によるとこの土地は商業セクター62に割り当てられており、このプロジェクトは、1,350人の雇用を創出し103.41億ルピーの収益を上げることが期待されています。

Adani Enterprisesは、インド各地に複数のデータセンターを設立しています。ノイダのデータセンターは、国内でも「最大級のデータセンター」になる可能性が高いと同社は語っています。

ノイダ当局では以下のように述べています。「情報技術（IT）や情報技術を活用したサービス（ITES）への投資を促進し雇用を促進するというウッタル・プラデーシュ州政府の目的の一環として、今週、2つの土地区画が割り当てられました。

Adani Enterprisesは、セクター62に34,275平方メートルの土地を割り当てられ、2,400億ルピーを投じて世界クラスのデータセンターを開発する予定で、このプロジェクトは1,350人の雇用機会を創出し、ノイダ当局に103.41億ルピーの収益をもたらすと期待されています。」

またアダニグループではこう語っています。「このプロジェクトは今後5年間で40～50万kWのデータセンター建設になり、今後国内の複数拠点でのデータセンター設立の大きな可能性を秘めていると考えています。

当社はインド最大の再生可能エネルギー企業としてインドの海岸線を横断する複数の海底ケーブルへのアクセスが可能であることから、世界で最も注目されているデータセンター市場において有利な立場にあると考えています。」

さらに今回の報道ではもう一つの1万6350平方メートルの区画が、セクター145のMAQ India社に与えられたことを付け加えています。同社は250億ルピーを投資し、2,500人の雇用を創出することが期待されています。ノイダ当局は、その土地から33.90億ルピーの収入を得ることになります。

W.Media (Anuradha Nagar記者）より抄訳・転載