セイラン銀行、コロンボに新データセンターを開設

セイラン銀行は、コロンボに最新鋭のデータセンターを開設しました。

このデータセンターはスリランカでは初めてとなる、新たに格付けされたTier3に準拠したデータセンターです。セイラン銀行のデータセンターは、物理的なセキュリティ、電源、冷却、ネットワークの接続性、全体的な管理を強化し、運用効率を向上させます。

またシステムの可用性とサービスレベルの保証をより確実にできます。法定の監査および規制のコンプライアンス要件を満たし、将来の拡張にも対応しています。

この統合データセンターは、TIA-942認定データセンター設計コンサルタント兼監査人のTharindu Meepegama氏が設計し、V S Information Systems社がPanduit、Vertiv、Starlineなどの大手ITインフラプロバイダーと共同で建設しました。

銀行の中核となるアプリケーションサーバー、ストレージ、ネットワーク、セキュリティ、接続性のインフラが設置されています。これにより、Seylan銀行は運用コストの削減、セキュリティの向上、そして何よりも顧客へのアプリケーションの高可用性を確保することができます。

Seylan銀行のCIO Harsha Wanigatunga氏は以下のように述べています。「効果的な管理、高可用性、安全性、コスト削減のために、データセンターのインフラ運用を一元化する必要がありました。

最先端のデータセンターへの投資は、セイラン銀行がスリランカで初めて実施したものであり、今後はよりカスタマイズされた革新的なソリューションを提供するために、高度なデジタルインフラへのアクセス性を確保することで、顧客により良いサービスを提供していきたいと考えています。」

セイラン銀行のITチームは専門のコンサルタントとともに、市場で入手可能なソリューションの包括的な評価を行いました。厳しい評価の結果、セイラン銀行は、V S Information Systems社が提供するPanduit社のデータセンターインフラを採用したソリューションを選択しました。

当銀行は、中小企業、個人、法人の顧客向けにビジネスを成長させており、国内に172の支店、70の現金自動預け払い機、86の小切手自動預け払い機、216台のATMネットワークを展開しています。

「テクノロジーの進歩とデジタル化に継続的に戦略的に取り組んできたことで、COVID-19の流行がもたらす多くの課題を克服することができました。当社のデータセンターの基盤は、信頼性、安全性、エネルギー効率に優れたソリューションを提供し、クラス最高のカスタマーサポートを組み合わせることで、デジタルバンキングをシームレスにすることにあります」とWanigatungaは指摘します。

W.Media (Ventatesh G.記者)より抄訳・転載

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