Airtel Africa、ケニアにデータセンターを開発
ナイジェリア・ラゴスでまもなく建設開始
Airtel のアフリカ部門は、ケニアのナイロビでデータセンターの開発を計画しています。
この施設は、 Airtel がナイジェリアのラゴスに計画している36MWのデータセンターに続くもので、まもなく建設が開始される予定です。
現CEOのSegun Ogunsanyaによると、ナイロビの施設は7MWのIT容量を持っています。スケジュールを含む詳細は明らかにされていません。
「ナイジェリアでは数週間以内に着工する予定で、ケニアでもすぐに着工する予定です。建設には約2年かかるので、稼働はおそらく2026年半ばになるでしょう」と、2月初旬の電話会議でOgunsuは述べました。
インドの通信事業者Bharti Airtelが所有するAirtel Africaは、現地のデータセンターのキャパシティはデジタルサービスへのアクセスのスピードアップに役立ち、データ管理コストの改善につながると述べています。
今年1月に発表された人事ではOgunsanya は2024年7月に退任することが決まっており、後任にはBharti AirtelのSunil Taldarが就任します。同社は、元AWSのグローバル・データセンター・ポートフォリオ管理責任者であるYashnath IssurをCEOに任命しました。
これは、同社がアフリカでデータセンター事業Nxtra Data Centersを立ち上げてからわずか1ヶ月後のことです。NxtraはAirtel AfricaとCarlyleが共同で所有し、Carlyleが24%を出資しています。
ナイジェリアとケニアのデータセンターはNxtraブランドの下で開発されています。ラゴスの施設は、Nxtraがアフリカ大陸で計画している5つのハイパースケールデータセンターの最初のものです。ナイロビの開発に続き、同社はタンザニア、コンゴ民主共和国、ガボンのモバイルケーブル陸揚げ局にも小規模なデータセンターを開発する予定です。
Nxtraとは別に、Airtel Africaはすでにアフリカ大陸に40のエッジデータセンターを展開しています。Nxtraデータセンター事業は、Bharti Airtel の母国であるインドにも進出しており、12のデータセンターと120のエッジ施設(PoP)を運営しています。
アフリカでのデータセンター開発に加え、Airtelは5Gサイトを展開しており、その大半はナイジェリアとケニア(後者は2023年7月に開始)で、ザンビアとタンザニアにもいくつかあります。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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